今回は眼科の先生に重度のドライアイと診断されてしまった筆者の体験談をもとに作成した
「ドライアイあるあるチェックリスト」を紹介したいと思います。
ドライアイならではのついついやってしまうことをピックアップしていますので、これに共感してしまった人はドライアイかも!!
目次
この記事の信頼性
この記事を書いているのは自他ともに認めるドライアイ人間です。
生まれてこのかた自分の目というのは乾きにくかった試しがなく、目を開けていられるのはコンディションが良いときでも10秒未満。弊害による頭痛と肩こりも慢性的に発生しており、そんな自分の体を忌み嫌いつつも仕方がなく今日まで生きていたわけですが
さすがにしんどいしリモートワークで時間も作りやすくなったので思い切って眼科に行ったところ重度のドライアイ+アレルギー症状が出ていると診断されてしまいました。
この記事で紹介するチェックリストは、そんな筆者の実体験であるドライアイあるあるをもとに作成されました。ぜひ最後まで御覧ください。
ドライアイあるあるチェックリスト
①目を開けて10秒以上目を開けていられない
まずこれは鉄板ですが、ドライアイというのは目の中の涙などの水分量が少なくなることで乾きやすくなる病気です。しっかりコンディションを整えて、目をつぶってからぱっと目を開き何秒目を開けていられるか試してみてください。
筆者の場合、10秒も開けてられません。入浴中など室内がかなり潤っている環境でやってみてもギリギリいけるかどうかというレベルでした。
②まばたきが力強い
目が明らかに乾いているとうっかりバチっとまばたきしがち。力強くグッと目をつぶるようにまばたきしてしまっている人がいたら要注意です。筆者もその状態で、基本気を遣ってそうならないように心がけているのですが
油断するとバチっとしてしまう時がありました。
周りから見ると癖かなにかと思われるかもしれませんが、これはドライアイの人の特徴なのではないかと個人的に思っています。医学的な根拠はありませんが、この状態が最近多くなってしまい、ある日恋人に「目乾いてない?」と言われそこでハッとしました。
③目の裏がゴロゴロと違和感を感じる
ドライアイ重症の筆者は常に目の裏に違和感を感じていました。よく言う目がゴロゴロする。異物感があるというような状態ですね。
目の疲労からくるものなのでしょうが、目が重く内側からズンズンと圧迫感のような感覚になるときがあるのです。
こんなかんじの経験がある方は要注意かもしれません。
④清涼感のある目薬に頼っている
目の乾きや疲労感を感じることが多く、その度に市販の清涼感マックスの目薬を使って対処していました。ただその直後は楽になるのですが、またすぐ乾いてきてしまってすぐ使う・・・という感じで繰り返していましたね。かなり高頻度で目薬に頼ってしまっていたと思います。
また仕事の日などに目薬を忘れてしまったことに気づくと絶望していました。
⑤焼き肉屋・バーベキューで目が終わる
仲間達や恋人と仲良く網を囲んで焼き肉やバーベキューをやるといつも煙で目の乾きが加速して目が開けていられなくなります。
周りのみんなはすごい平気な様子で食事を楽しんでいて、やっぱ自分だけが異常なんだなーと思いながらグラスで目を冷やすこともしばしば。
このグラスで冷やすのが結構楽になるんです。冷たいし結露した水もありがとうという感じ。衛生的にはあまり良くないのだろうけど・・・。
⑥レストランのおしぼりで目を潤す
目が乾いているときはどんな手を使ってでも目を潤そうと必死になります。
レストランにいくと本能的におしぼりで目元を拭いてその場しのぎをしていました。
冷たいおしぼりだとシャキッとしていいし、温かいおしぼりだとさらに◎
蒸気でホットアイマスク的な効果も得られてなかなか効きます。
って、おすすめのドライアイ対処法じゃないですよ。これをやっている人がいたら要注意ですからね。
挙げていくときりがないのでこの辺にしますが、皆さんいかがでしたでしょうか。
このあるあるチェックリストにあてはまるものがあったら筆者と同じドライアイの可能性があります。
特に清涼感マックスの市販の目薬は多様は禁物らしいです。頻繁に使うことでさらに乾きやすくなってしまう可能性もあるようなので、使わなくても大丈夫な目になるためにまずは診察に!
ドライアイはどうやって治療する?
さて、重度なドライアイ+アレルギー症状が出ていると診断された筆者は現在どんな治療をしているのか。
あ、アレルギー症状というのは炎症や充血などがでていたようです。目のゴロゴロ感はそれが原因だった可能性がありますね。花粉やハウスダストなど、目に見えない敵に知らないうちにやられていたことがわかりました。自分の目にアレルギー症状がでていたなんて気づきもしなかったので、やっぱ専門家に相談するべきですね。
で、以下の3つの目薬を処方されました。
- アレルギー症状を治す目薬
- 涙の成分でできた目薬
- 涙を貯めやすくする目薬
1の「アレルギー症状を治す目薬」は、基本的にかゆみや炎症・充血などに用いられる目薬だそうです。目のゴロゴロ感やかゆみを抑制してくれるとのこと。
2の「涙の成分でできた目薬」というのは、文字通り人間の涙とほぼ同じ成分でできた人工涙的なものです。ドライアイの人は涙の量が極めて少ない・または分泌できていない状態だそうです。この目薬を使うことで号泣して目が涙で覆われたときと同じような感覚になり、とても楽になります。また使い続けることで涙の分泌も促進してくれるようになるとのこと。
3の「涙を貯めやすくする目薬」は、涙を保持する能力を伸ばす働きがあるそうです。人それぞれに涙を貯めておけるバケツみたいなものがあるとしたら、ドライアイの人はそのバケツがとても小さくすぐに無くなってしまいます。
この目薬は涙の貯留量を増加させて大きなバケツにしてくれるのだそう。
これら3つの目薬を一日4滴ずつ点眼します。4×3で12回の目薬を一日に点眼しています。
治療は続くよどこまでも
治療を続けて2週間くらい経っていますが、前より少し楽になった気がします。市販の目薬はもう使っていません。使わなくても処方された目薬を使うことで潤いを補給できているからです。
だがしかし、まだまだ乾きは感じています。眼科の先生も
「最初は使いやすい薬を処方しますが、あなたのドライアイは重度なのでこれで様子をみて、まだ治らなかったらとっておきを出しますのでまた来てね」
といっていましたのでとりあえず処方された分を使い切ってもう一度診てもらおうかと思っています。とっておきが気になって仕方がありません。
先が長くなりそうなドライアイ治療。頑張って完治目指します。
少しでも気になったらすぐに眼科へ!
今回ご紹介したあるあるチェックリストはすべて筆者の実体験です。これに共感した人はドライアイの可能性がありますので、すぐにお近くの眼科へ行きましょう。
まだまだ筆者の治療は始まったばかりですが、市販の目薬を使うよりもしっかり専門家に処方された目薬で治療するほうが絶対良いと感じました。
一緒にドライアイ治療頑張りましょう!