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パラブーツ・シャンボードの3年エイジングとお手入れルーティン

みんな大好きパラブーツ。

今回はそんなパラブーツの中でも定番中の定番である「シャンボード」のお手入れ方法を簡単に説明しながら、3年履き込んだ写真とともにこの靴の良さについても書いていこうと思います。

パラブーツのシャンボードとは

パラブーツの定番「シャンボード」

パラブーツの定番「シャンボード」

この記事を検索で見つけてくれた人はパラブーツのことはもちろんシャンボードもご存知だとは思いますが、簡単に説明します。

パラブーツとは1908年創業のフランスメイドのシューズブランドです。

Uチップモデルのシャンボードや、チロリアンシューズのミカエルなどが有名で

通常のレザーよりも多くの油分を含んだ「リスレザー」とオリジナルラバーソールの「パラテックスソール」を採用していることによる圧倒的な悪天候耐性が特徴です。

リスレザーのおかげで雨の日でもまったく染みてこないし、革も雨シミなどまったく起きません。さらにパラテックスソールのおかげでグリップ性能も高いのでオールウェザーで活躍してくれる万能シューズです。

価格は約7万円と高額ではあるものの、似たような靴を出している「ジェイエムウエストン」や、革靴の王様「オールデン」と比べると手の出しやすいラインで

筆者もこの靴は一番最初に買った革靴です。そのため結構長くはいているのでそれなりに使い込まれていて、ソールも一度貼り直しています。

なお並行輸入品でもよければ5万円くらいで買えます。

買った当時はこんな高い革靴はいくら防水性が高いとはいえ勿体なくて雨の日はけない!って思っていたのですが、今では完全に長靴のように雨の日にガシガシ履いています。それでも全然へこたれないタフさがこの靴の良いところですね。

今年の梅雨に特に出番が多く、さすがにお手入れしないとまずいなと思ったので今回メンテナンスをすることにしました。

お手入れ開始!

それではここから実際にメンテナンスの方法を紹介します。

①靴紐をとってシューキーパーをセット

靴紐をとってシューキーパーをセット

シューレースはメンテナンスの邪魔になるので取りましょう。シューキーパーは靴に入っているシワが伸びてクリームが馴染みやすいというのと、単純に甲周りなどがクニャクニャしなくなるので作業がしやすくなるので入れたほうが絶対良いです。シューキーパーはここのやつを使え!とかは言いません。安いのでも良いと思います。

②馬毛ブラシでホコリを払う

馬毛ブラシでホコリをとる

事前にホコリやゴミなどをすべて払い落とします。

③ステインリムーバーで状態をリセット

クロスに含ませて拭き取る
拭き取った感じ

靴の革は動物の皮膚からできているので、よく人の顔で例えることがあります。

ステインリムーバーとは人でいうところの化粧落としにあたります。日々の生活でついてしまった汚れや、以前塗ったワックスなどが劣化して残ったりしていると、その上からあらたにクリームを塗るとうまく馴染まないので

一度すっぴんの状態にしてあげましょう。人も化粧をした次の日にその上から化粧をしたいと思う人はいないでしょうし、お肌に悪いですからね。

前回のワックスが少なからず残っていた場合は、ステインリムーバーを塗ることによって艶のないまっさらな状態に戻ります。一見劣化したように見えますがこれが現実です。すっぴんとのギャップに怯むのは人間も靴も同じですね。

④乾燥が進んでいたらここでデリケートクリームで水分補給!

指で塗る
デリケートクリームを塗った後

正直ここの工程は必須ではないと思いますが、今回は久しぶりだったので一応やっておきます。革の乾燥などに効くデリケートクリームは化粧でいう下地のようなものでしょうか。この後塗っていくシュークリームのノリが変わってくるような気がします。

塗り方ですが、クロスで塗っても良いですが筆者はめんどいときは指で塗ります。

⑤伝家の宝刀クレム1925登場

サフィールノワールのクレム1925

メンテナンスに欠かせないシュークリームは、サフィールノワールのクレム1925がオススメです。サフィールという老舗シューケアブランドの上位ライン「サフィールノワール」から展開されている上質なクリームです。

これを塗り込むだけで栄養補給もできるしツヤも出せる。筆者のような靴磨き素人でもそれなりにきれいに仕上がってしまうというスグレモノです。

こいつを塗っていくわけですが、筆者はめんどいので指で塗ります。指で塗ることで体温でクリームが良い具合に馴染み、革に浸透しやすくなると勝手に感じています。

で、指で全体的に塗り込んだら豚毛ブラシの登場です。

豚毛ブラシは馬毛ブラシと比べて毛がかたく、クリームを革に塗り込むのに最適です。ここは全体的にガシガシと革をマッサージするようなイメージで磨いていきます。

クレム1925を塗って豚毛ブラシで磨いた結果

すると結構この段階でも光沢がでてきます。

⑥余分なクリームをネル生地で拭き取りつつ磨く

豚毛ブラシでのブラッシングが終わったら、余分なクリームを拭き取っていきます。これはいらなくなったコットンのTシャツでもなんでも良いのですが、靴磨きに適している生地はネル生地とよく聞くので筆者もそうしています。全体的に素早く磨くように心がけるとまた全体的に光沢感が増します。

⑦最後に山羊毛ブラシで仕上げして終了

さてここは正直自己満の部分でもありますが、豚よりも馬よりも柔らかい山羊の毛でブラッシングすることでさらにツヤが出る気がするのでそうしています。

山羊毛ブラシ後

写真では非常に分かりづらいのですが、結構変わった気がする。側面とかピカピカ。

本来ここから靴磨きラヴァーの方々は鏡面磨き等をするのですが、筆者的に鏡面のようにギラギラ輝いているのよりこのくらいの自然な仕上がりが好みというのと、ただただ面倒くさがりな部分もあるのでこれで一旦終了です。

どのくらいの頻度でメンテナンスするの?

頻度についてですが、筆者としてはそこまで多くなくても良いと思っています。

シーズンの切り替えくらいに磨くくらいで良いんじゃないでしょうか。

というのもパラブーツのシャンボードに使われているリスレザーは、冒頭でも書きましたが他の靴と比べて防水性も高くタフなので、その分乾燥にも強く頻繁にお手入れしなくても大丈夫だと個人的には思っています。

とはいえ、あまりにもメンテを怠ってしまうと乾燥してひび割れなどの原因になってしまうので

シーズン切り替えくらいに1度お手入れしてあげるのが良いでしょう。

仕上がり写真

靴磨き後の様子

黒光りしてかっこいい

この自然な輝きがとても良いです。あんな適当にやってもここまできれいになるなんてクレムさまさまといったところ。

ちなみにこの靴は3年エイジング。着用4年目にさしかかり、いい感じに味が出てきています。Uの部分が割れてしまっているのが非常にショックなんですけど、これは確か買って半年目くらいにはもう割れていたのでこれも勲章とおもって受け止めています。

みなさんもお気に入りの革靴お持ちでしたら、面倒だとは思いますが一度メンテナンスしてみたらいかがでしょうか。

リッジウェイソールにオールソールした

あ、ちなみにパラテックスソールはソールが減りまくってしまったタイミングでリッジウェイソールに交換しました。笑

パラブーツオリジナルのソールが売りなのに交換してんじゃん!って思われるかもしれませんが、リッジウェイの硬くてコツコツと足音が鳴る感じが好きでこっちに浮気してしまいました。

ウェストンのゴルフなどで標準採用されているソールなので相性は抜群で大変気に入っています。

おわりに

m47とシャンボード

さて今回はパラブーツのシャンボードのお手入れを簡単に紹介しました。

ただ靴磨きというのは素人が言うのもなんですが正解がないような気もするので、自分なりのお手入れをしてあげることで靴に愛情を注いであげればそれで良いと思ってます。

このシャンボードは持っている革靴の中では一番悪天候に強く安心して履ける革靴なので、これからも愛用していきたいですね。

それでは!